エクセルシャノンの窓に関する概要は割愛します。
今回は私が唯一見過ごすことができなかった欠点を見つけましたのでご紹介します。
それはズバリ「オペレーターハンドル」が採用できない点です。
良い写真がありませんでしたが、家の中からクルクル回して、開け閉めする窓です。
「オペレーターハンドル」がわからない方は他のサイトをご参照ください。
「オペレーターハンドル」の最大のメリットは虫が入らないことですよね。
夜に部屋の電気がついているなら、「カムラッチハンドル」の場合、まず開けたいとは絶対に思いません。
かといって、わざわざ電気を消して、窓の開閉をするのも嫌ですよね。私にとって「オペレーターハンドル」の有無は重要でした。
ヤマト住建では「YKKap」の窓も採用できるみたいだったので、調べました。「YKKap オペレータハンドル」と検索すると、たくさんヒットしました。エクセルシャンではまったくヒットしなかったのに・・・。
そして、しばらく調べているうち私はあることに気づきました。
それは「オール樹脂サッシ+トリプルガラス」で「オペレーターハンドル」が採用できる窓がないということです。(探せばあるかもしれません)
少なくとも現時点では「複合サッシ+トリプルガラス」や「オール樹脂サッシ+ペアガラス」の場合は「オペレーターハンドル」を採用できる窓はありますが、「オール樹脂サッシ+トリプルガラス」で採用できる窓はなかったです。
さてこの問題をどうやって解決しましょうか。
ヤマト住建とはエネージュ仕様で契約しましたので、標準でエクセルシャノントリプルガラス(NS50)が付いていました。
「オール樹脂サッシ+トリプルガラス」です。
「オペレーターハンドル」採用のためにランクダウンも考えましたが、標準で良い窓が付くのですから、ケチな私にはできません。
いろいろ考えました。
引き違い窓にするとエクセルシャノンと言えども、気密が悪くなりそうです。
やっぱり滑り出し窓と引き違いでは全然違いますね。
ではC値的にはどれだけの数字に差が出るのでしょうか。そんなことを考えながら、エネージュの標準仕様を眺めていました。すると、そこには「掃き出し窓:2か所、腰高サッシ(縦滑りor引き違い):4か所」
と書かれていました。つまり標準で引き違い窓を6か所設置してもよいことになっています。
ヤマト住建はC値が0.5以下を保証するハウスメーカーです。
引き違い窓が6か所あっても、C値が0.5以下なら、引き違い窓といっても、エクセルシャノンの窓であれば、気密が担保されるのではないかと思いました。
また、私の営業担当の方は「エクセルシャノンの窓ですから、気密のことはあんまり気にしなくていいですよ」と言っていたのを思い出しました。
ですが、「気密オタク」と言われる私は引き違い窓をたくさん採用しようとはまったく思いません。
そこで考えたのが、引き違い窓ではなく、片引き窓を採用するということです。
掃き出し窓があったとして、左右どちらにも動いて欲しいと思う人はあまりいないのではないでしょうか。
どっちかが開けばいいですよね。エクセルシャノンの担当の方の話によると、「引き違い窓と片引き窓は断熱性能に変わりはないが気密だけは変わる」と言っていました。
だから、妻とも相談して、どうしても虫の侵入を防ぎたいのであれば、片開き窓を積極的に採用しようと思います。
〇追及し続ける断熱性能
もし、コスト削減でトリプルではなく、ペアガラスを採用するなら、私なら「オペレーターハンドル」が採用できる「YKKap」を選びます。